2回注文住宅を建てて気付いたことを綴るブログ~失敗しない家づくりのために~

注文住宅を2回建てて分かったこと、1回目の失敗をどう2回目にいかしたかなどを紹介していきます。

注文住宅を1回目に建てたときに後悔したこと(3):「使わなくなる部屋」の見極め方と解決法

こんにちは。

注文住宅で間取りを考える際に考慮して欲しいのが、本当に使い続ける部屋かどうかということです。

家を建てる前は旦那さんであれば書斎が欲しいなーとか、奥さんであれば家事室が欲しいと考えますが本当に必要でしょうか。

皆さん限られた予算と土地の中で家を作るのが大半だと思いますので、お金もスペースも無駄にしないように慎重に作る部屋を決める必要があります。

使う部屋、使わなくなる部屋とは

使う部屋、使わなくなる部屋というのは自分や家族が過ごすことの多い部屋かあるいは物置のようになってしまう、人が寄り付かなくなる部屋かということです。

私の場合は主寝室を少し狭くして書斎を作り、妻はキッチンを少し犠牲にして家事室を作りました。

結果として、二人ともほとんどそれらの部屋を使っていません。。。

私は書斎ではなく、リビングのソファや寝室のベッドでテレビを見たり、本を読んでいます。

妻は家事室ではなく、リビングでアイロンがけや洗濯物をたたんでいます。

なぜ使わない部屋は出てくるのか

一つには生活スタイルの問題があると思います。

私は夜テレビを見たり本を読んでいるとそのまま眠くなるということがあります。そういう方、結構多いのではないのでしょうか。

そうすると書斎で読んで寝る時にベッドに移動するのが非常に面倒臭いわけです。

妻にしても家事室ではなくリビングで家事をするのは「ながら家事」をしているからです。

テレビを見ながら洗濯物をたたんでいるので、自然とテレビのある部屋で家事をしるようになってしまいます。

このようにささいなことのように考えられる生活スタイル、習慣によってどの部屋にいることになるかが決まってきます

自分や家族がどの部屋にいることが多いのか、今の生活で考えておくことが大事です。

ネット上には自分の生活スタイルがわかる診断テストがありますので、やってみることをお勧めします。

ちなみに私は寝室を重視するタイプとでました。

>>理想の住宅診断はこちら

使わない部屋はどうなって行くのか

使わない部屋というのは単純に「物置」になっていきます。

収納は家づくりで大事な要素なので、間取りを考える際に色々と工夫しますが、使わなくなる部屋も結局は物置と化していきます。

我が家の場合は、書斎に使わない扇風機やコタツなどの大型の季節家電、家事室には日用品のストックを置いておくようになってました。

非常に勿体無いことをしたなと思います。

使う部屋の考え方

家はどの部屋もフル活用しないと勿体無いので、その考え方をご紹介したいと思います。

1.最初に書きましたが、自分たちが普段よくいる部屋はどこかを考える

2.その部屋でいつも何をしているのかを考える

例)ベッドで本を読んでいる。スマホゲームをしている。

3.それでも部屋が欲しい場合は、普段の習慣を継続できるようにする

例)洗濯物を畳ながらテレビを見ているのであれば、家事室にテレビが必要

4.その部屋ですることに足る部屋の広さを考える

例)家事室でやること:アイロンがけ、洗濯物たたみ、パソコン操作など

自分がどういう生活習慣なのかをわかっているのは当然ですが、自分と家族だけです。

住宅メーカーの営業マン、設計士はそこまで理解してもらうのは不可能なので、自分たちでしっかりと考えて住宅メーカーに伝えられるようにしておくと良いと思います。

結構難しいなと思われる方は、まずは「理想の住宅診断」で大まかに把握しておくと良いと思います。