2回注文住宅を建てて気付いたことを綴るブログ~失敗しない家づくりのために~

注文住宅を2回建てて分かったこと、1回目の失敗をどう2回目にいかしたかなどを紹介していきます。

憧れる暮らしを実現してくれる住宅メーカーの選び方

こんにちは。

前回、家を建てる前に現状の不満を書き出しておきましょうと書きましたが、同様に要望も書いておいた方が良いです。

そして、要望を書き出すことで「憧れる暮らし」が見えてきて、そこから建てたい家につながると思います。

また、その「憧れる暮らし」を「家」で実現しようと頑張ってくれるのが、良い住宅メーカーの必須条件だと思います。

なぜなのか、順をおってご説明します。

要望は展示場や雑誌のイメージではなく、自分の実現したい暮らしで考える

展示場にある家は、あくまでハウスメーカーがユーザーに興味を持ってもらえるように用意しているものです。土地の広さ、予算などを考えるとなかなか実現できません。

それに本来一人ひとり好みは異なるため、展示場や雑誌の通りにしたいと思うのは表面的な捉え方をしていることになります。

そこで、「家の具体的なイメージ」は一旦置いておいて、まずは「自分の実現したい暮らし」を考えてみましょう。

その「実現したい暮らし」を住宅メーカーの人とよく話し合った上で、実現するための「プラン」を出してもらいましょう。

どんなに些細なことでも書き出すことが大事

要望は具体的に、どんなことでもいいから書き出すことが大事です。

例えば以下のような感じ。

  • 夕食後は家族みんなでリビングでテレビをゆっくりと見たい
  • 土日はお風呂で足を伸ばして半身浴をしたい
  • 子供と一緒に料理を作りたい
  • 休みの日はずっと寝ていたい
  • 借りてきたDVDを一日中みたい

いきなり部屋、間取りをどうしようと考えるのではなく、このように何をしたいのかを書いていくことで、自分の建てたい家をイメージしやすくなります。

お客さんの実現したい暮らしを理解してくれる住宅メーカーを選びましょう

私が思うダメな住宅メーカーの営業マンは次の2つのことを言ってくる人だと思います。

  • 最初の質問で「部屋はいくつ必要ですか?」「リビングは何畳くらいがいいですか?」のように「家」そのものについて聞いてくる
  • 聞いてもいないのに「耐震性を高めるためにこういう機能を使っています」と自社の強みを話してくる

こういう営業マンは「家だけ」について考えてしまっているからです。

当然ですが、初めて家を建てるお客さんは部屋がいくつ必要で、リビングは何畳が最適なのかなどわかるはずがありません。

それなのに、お客さんの立場に立てずにこのように聞いてくる営業マンは、おそらく提案する間取りや住宅機能がすでにパターンかされていて、ささっと片付けたいのだと思います。

注文住宅というのは本来、自分と家族の「憧れる暮らし」を実現するものだと思います。

本当に優れた営業マンというのは、まずお客さんの「憧れる暮らし」を理解したいと思うので、たくさん質問してきて、一つひとつ掘り下げてくれます。

そして、「憧れる暮らし」を実現するための間取りや住宅設備、機能を提案してくれます。

私は2回目の家づくりでこのような営業マンと出会うことができ、その人にお任せしようと思いました。

まずは家族みんなで要望を出しあって、箇条書きし、それを営業マンに伝えてみましょう。その反応でお客さんの立場に立ってくれる営業マンかどうかがわかると思います。